J・K・ガルブレイス/池田大作
『人間主義の大世紀を――わが人生を飾れ』 潮出版社 2005年9月26日 \1,333+税
帯より(表)
21世紀の「平和の文化」を語る
同(裏)
「豊かさのモデル」を示す日本の可能性/少年時代の思い出と教育の目的/
「国家悪」の克服/二十一世紀の中国とインド/
「変化の時代」のリーダーシップ/「大衆と共に」こそ政治の原点/
核廃絶と日本の使命/民意を反映する「連立政権」/「教育の勝利」こそ「人間の勝利」
【目次】
発刊に寄せて ジョン・ケネス・ガルブレイス/池田大作―― 2
第一章 「豊かさのモデル」を示す日本の可能性―― 9
対話こそ平和主義者の武器/「人生で真に達成する価値のあること」
グローバル化と「自他共の満足」/「人道的競争」のビジョン(注1)
父の思い出、平和行動の原点(注2)/ケネディ大統領のブレーンとして(注3)
「戦争の文化」から「平和の文化」への転換
(注1 ガルブレイス『思いやりの経済』福島範昌訳、たちばな出版)
(ハーバード大学講演「ソフト・パワーの時代と哲学」1991年9月)
(同「二十一世紀文明と大乗仏教」1993年9月)
(注2 ガルブレイス『悪意なき欺瞞』佐和隆光訳、ダイヤモンド社、2004年)
(注3 ガルブレイス『ハーヴァード経済学教授』吉田利子訳、ダイヤモンド社)
第二章 少年時代の思い出と教育の目的―― 37
日本経済への温かなエール(注4)
教育の目的は「子どもたちの幸福と未来」のため(注5)
「同時多発テロ事件」とイラク問題/北朝鮮の核問題と北東アジアの平和
忘れ得ぬ出会いと指導者
(注4 ガルブレイス『日本経済への最後の警告』角間隆訳、徳間書店、2002年)
(博士の伝記 ペギー・ラムソン『ガルブレイス』八木甫訳、プレジデント社)
(注5 ガルブレイス『不確実性の時代』斎藤精一郎訳、講談社文庫)、『新しい産業国家』(同))
(随筆 新・人間革命 324 「大学新聞」の使命 「聖教新聞」2003年4月29日付)
第三章 「国家悪」の克服―― 65
「国家悪」をいかに克服するか/模範となってくれた「師」の存在
「他者への思いやり」が人間の原動力
第四章 二十一世紀の中国とインド―― 87
日中平和友好条約の締結から二十五年/インドの大いなる可能性
仏教に脈打つ「平和を展望する魂」/「人間の幸福」こそ第一の目的
第五章 「変化の時代」のリーダーシップ―― 109
国際協調体制をどう築くか/日本の外交理念が問われている
「平和を願うならば、平和の準備をせよ」/二十世紀の偉大な指導者たち
第六章 「大衆と共に」こそ政治の原点―― 131
「人生の波浪」との絶えざる戦い
(2003年10月、アイヴァゾフスキー「第九の怒濤(どとう」、東京富士美術館)
「知識」と「知恵」の混同が現代文明の大きな課題
「大衆と共に」の精神こそ政治家の原点
「まずあなたが、『自分の使命』を果たせ!」(ブラジルの詩人チアゴ・デ・メロの詩)
第七章 核廃絶と日本の使命―― 153
中国の挑戦にみる現実的・実践的な精神
時代と現実に正しく向き合い、自己を変革することの重要性
地球益・人類益に立った連帯をつくるために
日米両国が発揮する平和へのリーダーシップ
第八章 民意を反映する「連立政権」―― 175
「連立政権」は健全な民主主義の姿/ 戦後日本の復興が成功した理由
ルーズベルト大統領とエレノア夫人の思いで
女性が輝く「平和の世紀」へ
第九章 「教育の勝利」こそ「人間の勝利」―― 197
「真実に対する責任」は人間としての義務
「創造的政治力」が社会を発展させる
「信じ合う心」が教育の土台
「対話」こそ時代創造の源泉
〈注〉―― 217
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