新日曜美術館 ルネ・マグリットの 1999.3.27 44分
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   -->美の巨人たち マグリット「光の帝国」

只今、ヤフー・オークションとAmazon.co.jpでマグリットの画集を出品・販売中。落札者・購入者にはスゴイおまけ付きです。
オマケの内容を知りたい方は、次のアドレスまでメールをお寄せ下さい。

       NHK 新日曜美術館
            迷宮美術館








出演者の紹介(以下敬称略)



森口は美人というだけで、残念ながら、ひらめきが無い。
いや、ひらめきと言うよりも絵の知識自体が無い。
だから的確な質問が出来ない。ちょっと厳しすぎるかも。
その点、現在の司会者「はな」には遠く及ばない。

横尾忠則も、あまり気の利いたことは言っていない。

           増成隆士の本

今回のマグリット特集は、すべて増成の本
「思考の死角を視る」のアイデアを使っている。
だから面白いものになったのだ。

《暗殺者危うし》(正しくは、殺人者だと思う。フランス語の辞書を見よ)
ちなみに岩波「世界の巨匠」シリーズのマグリットの巻では、
左右が逆の絵が掲載されている(同書P.14)。



スカーフが無い。これ非常に重要!!!
女は、どんな状態で死んでいるのか?
絵には謎が隠されているが、このセットでは
それが見逃されている! 次を見よ



《人間の条件》 1933
窓際の画架を取り去ると何が見える?

ここで横尾が、普通、画家はあんな絵を描かないと言う。
展覧会向けでは無い。つまり何の面白みも無いのだ。
実作者の意見として傾聴に値する。

増成も「マグリットは絵が下手だ」と他人から言われているが
上手でないからこそインパクトの強い絵になったという意味の
ことを言っている。




森口、唯一注目の発言。「客観的な自分が見える」

この眼がそれを視ているのか。

写真下には、《ピレネーの城》の絵が。


所詮、横尾もオタクよのう。
滝の絵葉書を4万枚集めて喜んでいる。
(過去の新日曜美術館の彼の特集より自らの発言)






本当は、澁澤龍彦に語ってもらいたかった(合掌)。



小銭や右側の古新聞の切れっぱなしなど芸が細かい。



地下足袋と同じ発想か?

Photoshopで上の左の画像を切り取り、右の部分に
重ねてみたことがある。結果はピタリとあてはまった。


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