作者不詳 | 學藝書林 | 単行本 | |
田村隆一訳 | 全巻目次 |
『我が秘密の生涯』第1巻 目次 ●序 ●第一章 幼児期の幻のcunt 7 ●第二章 性のめざめゆく過程 22 ●第三章 下女たちとのたわむれ 38 ●第四章 自涜の驚異 52 ●第五章 大願成就―シャーロットとのいきさつ 61 ●第六章 母性的なメアリの愛 95 ●第七章 百姓娘姉妹との交歓 119 第八章 天井舞台の興奮 142 第九章 ある労働者の妻と街娼 155 第十章 シャーロットとの邂逅と 二人の女の奇妙な関係 169 ●第十二章 ウォータールー街娼の手管 198 第十二章 新しき姉妹の同時妊娠のこと 206 ●第十三章 ウォータールー街のフランス女 225 ●第十四章 フランスから連れてこられた娘 236 訳者あとがき 246 『我が秘密の生涯』第2巻 目次 第一章 『ファニー・ヒル』の挿画 7 第二章 咲ききったルイーズ 20 第三章 合戦のあとの愉悦と安らぎ 33 ●第四章 地主屋敷での冒険 46 ●第五章 白い歯の農婦そのほか 54 ●第六章 岩屋づくりのサマーハウス 63 ●第七章 ぺンダーを連れだす 75 ●第八章 雌どりの群の雄鳥 85 ●第九章 ヴォクソールの幼女 94 ●第十章 またしても姉妹相手に 104 ●第十一章 従兄フレッドとのさやあて 119 ●第十二章 天女入浴図の拝観 132 ●第十三章 マリア夫人秘話 146 ●第十四章 思いもかけぬ乱交パーティー 157 ●第十五章 ローラをめぐって 172 ●第十六章 貧乏ぐらしと安物買い 181 ●第十七章 アイルランド女ケイト 201 ●第十八章 惨苦から救ってくれたのは女々々 211 ●第十九章 わが救い主メアリ 221 ●第二十章 麗人メアリとの交歓 229 ●第二十一章 妙香とのわかれ 238 『我が秘密の生涯』第3巻 目次 第一章 その手にはこの手で 7 第二章 ストランド街の十七娘 21 ◆第三章 娘たちもおふくろも 35 ◆第四章 昼さがりの情事 48 ◆第五章 現場露顕 59 ◆第六章 キティの新鮮さと率直さ 72 第七章 受けいれられぬ愛情 79 第八章 白ストッキングの洗濯娘たち 85 第九章 教会墓地での即発的結合 93 第十章 頬(ほほ)にうけた一撃 100 第十一章 洗濯物にのこる痕跡 107 ◆第十二章 サラ・メイヴィスの魅力 114 ◆第十三章 うちとけてくるサラ 128 ◆第十四章 ミス・メイヴィスの友人たち 145 ◆第十五章 愛と欲情と刺激と言葉 160 ◆第十六章 最後の瞬間に悔いを残す 178 ◆第十七章 艶道奥義 188 ◆第十八章 雷鳴と欲情 197 ◆第十九章 調教作業 211 ◆第二十章 鼻から六インチの芳香源 221 ◆第二十一章 危機一髪 230 ◆第二十二章 濡れそぼつ花弁 236 ◆第二十三章 ほこりまみれのバター 246 『我が秘密の生涯』第4巻 目次 ◆第一章 サラと再会、交歓、別離 7 ◆第二章 一期一会(いちごいちえ)の誓い 28 ◆第三章 忘れてきた雨傘 36 ◆第四章 新局面打開 43 ◆第五章 懐胎にあこがれる子宮 54 ◆第六章 みそかごと 67 ◆第七章 田舎なまりの大女 73 ◆第八章 激怒のあとの調教 80 ◆第九章 生まれてはじめて見た紙幣 87 第十章 海岸の夏宿での出来ごと 93 第十一章 サリーとすごした三十時間 103 第十二草 花の都で蒸発 111 第十三章 バイロン夫人の場合 120 ◆第十四章 中欧諸国艶道行脚 136 ◆第十五章 男の奔流をあびる彼女 149 第十六章 駅の便所ののぞき穴 158 第十七章 手洗所の女管理人の話 170 ◆第十八章 いつに変わらぬ臨戦態勢 181 ◆第十九章 早春賦組曲 189 ◆第二十章 アーガイル全盛期 203 第二十一章 麗人カミーユ登場 216 第二十二章 ルウの秘仏開帳 232 『我が秘密の生涯』第5巻 目次 第一章 パリへの道すがら 7 第二章 ホテルの部屋での密儀 21 ■第三章 回顧と考察 38 ■第四章 とりもどしたカミーユとの交情 56 ■第五章 トムリンとジョーイ 69 ■第六章 またも危機一髪 79 ■第七章 ハナの場合とベイツの場合 98 第八章 アーガイルの女たち 112 第九章 大女のホテルメイド 125 第十章 解説・性器と性交 134 ■第十一章 女王さまそっくりの発音をする女 153 ■第十二章 好奇心から生まれた間奏曲 171 第十三章 匿名の通報をつきつけられて 183 第十四章 武者修業スイス道中 199 第十五章 アメリカ人一家の色好み 212 第十六章 豚に真珠をやるような 228 第十七章 疎林にかこまれたあかずの門 241 第十八草 威風堂々たるアイルランド女 247 第十九章 教会堂で歓喜のすすり泣き 260 第二十章 手紙の返事はイエスの一語 271 『我が秘密の生涯』第6巻 目次 第一章 パリのホテルとスイスの牛小屋 7 第二章 イタリア三人姉妹 25 第三章 侯爵夫人をお相手の情事 45 第四章 晩秋の宿で愉しむ少女 63 第五章 さながら蜜月のように 82 ■第六章 大理石の乳棒で不気味な芸当 92 ■第七章 浴槽の苦戦 107 第八章 たえて艶語を口にせぬ美女 125 第九章 丘陵頂上の物見塔 136 第十章 この道は大差も小異もないもの 148 第十一章 美神ヴィーナスのおみちびき 160 第十二章 荒天の船室での情事 178 ■第十三章 ドイツ港町の時間きざみの料金 200 第十四章 追跡数マイルの成果 210 ■第十五章 退役将校夫人の過去の秘密 235 ■第十六章 留守部隊の集団暴行 258 |
戻る
大小のはざま、濃淡の叢(くさむら)、花びらの具合、一人として同じものを持った女はいないとウォルターはいう。19世紀英国紳士ウォルターが1200人にも及ぶ女たちとの交渉を詳細にかきつづり、女体鑑賞の哲学的考察にまでいたった好色遍歴譚の古典的名作。 (文庫版〔下〕より) 上巻に含まれる章……●(オリーブ色) 中巻に含まれる章……◆(青色) 下巻に含まれる章……■(紫色) 『我が秘密の生涯』第7巻 目次 ■第一章 ソルフェリーノ合戦後日譚 7 第二章 郵便切手一枚が事の発端 18 第三章 必開の妙呪――『開け、ごま!』 38 第四章 商売女と堅気女 59 第五章 医者と信じて城門を開く 79 第六章 カミーユと再会 ――愛欲談義、漁色随想 111 ■第七章 娼婦サラとの特異な交歓 124 ■第八章 大女の愉しみ、覗きの愉しみ 151 ■第九章 覗き穴の向こうの世界の諸相 168 ■第十章 覗き見と舌戯 189 第十一章 四輪馬車の艶笑的効用 208 第十二章 にせ医者物語 220 第十三章 回顧と展望、記録の愉悦と苦悩 237 『我が秘密の生涯』第8巻 目次 第一章 小間使の処女性について 7 ■第二章 男―女―男、果てしない愉悦 28 ■第三章 狂乱昂じて稚児狂い 47 第四章 嫌悪と執着、偶然の情事 66 ■第五章 黒人の逸物・好奇と厭悪 80 ■第六章 絹のドレスの甘美な代償 102 ■第七章 小さなカントの破瓜物語 124 ■第八章 サラの隠された歓喜 136 ■第九章 漏斗のバカ遊び―サラとの別離 147 第十章 フランス式芸術の極致 159 第十一章 金髪と亜麻色、二人の商売女 189 第十二章 放水遊びのトリオ 208 第十三章 生娘漁りの愉しみ 222 第十四章 堅気な人妻との密通 242 『我が秘密の生涯』第9巻 目次 第一章 至純完美の聖娼婦 7 第二章 悲恋、遺品は艶笑画帖一巻 27 第三章 銀時計秘話 49 第四章 ズロースの着用ひろまる 73 第五章 処女フランシスの述懐 93 第六章 アルハンブラでの艶楽 114 第七章 裸女群像の眼福 142 第八章 「貸し間」を舞台のみそか事 171 第九章 シャンペンを餌に双子姉妹と 195 第十章 愉悦の女神と大鏡の前で 218 第十一章 旅荘の給仕女と人目忍んで 232 第十二章 性烈、娼館のサッフィスト達 246 第十三章 顔より脚が魅惑の年齢 262 第十四章 「けだもの」 ―人間の密かな営み 278 『我が秘密の生涯』第10巻 目次 第一章 フランス宿のノゾキ穴 7 第二章 ディアーヌの色好み 27 第三章 神酒に濡れそぼつ女たち 44 第四章 建築現場でのおかしな冒険 60 第五章 のぞき見された巨根 77 第六章 カミーユとヘレンを交えて 100 第七章 疲労を知り始めた人性行脚 114 第八章 ナンシー号の処女航海 126 第九章 艶門にも五つの相 142 第十章 子連れ女と偶然の出会い 164 第十一章 夢幻・ヘレンの妖艶と極致 171 第十二章 思いもうけぬお初穂頂戴 188 第十三章 異郷で求めたスリルと情炎 207 第十四章 強弱・長短、人性の壮年期 220 第十玉章 エリゼとジュリアの艶美な物語り 233 第十六章 じゃじゃ馬娘、イーディスと再会 246 『我が秘密の生涯』第11巻 目次 第一章 淑女同罪――イーディスの場合 7 第二章 左右両穴双感共悦の怪 25 第三章 連続八時間の悦楽 44 第四章 降ればかならず土砂降り 54 第五章 四つ巴登頂狂想曲 68 第六章 四部からなる艶笑組曲 84 第七章 エロスよ、さらば! 103 第八章 地獄の沙汰もなんとやら 118 第九葦 霧の夜道のたわむれ 131 第十章 黒いヴィーナスとの出会 147 第十一章 農場艶景 163 全十一巻完結にあたって 179 (カバーを外したところ) |